普段の生活で髪が傷むワケ。Vol.1
こんにちは。
姫路市広畑の美容院LIFE withの松原です。
お客様の悩みのなかでも一番多いのが「傷み」
その髪の傷みはお客様目線では、カラーやパーマの繰り返しによって起きてると思ってる方が多いみたいですが、それだけではございません。
むしろ日常生活のなかで起きてることが大部分を占めてるかもしれません。
そんな日常生活で髪の傷みの原因を紹介したいと思います。
まず第一弾として、
『髪を乾かさないリスク』
について書いてみます。
「髪の毛乾かして寝て下さいね」
一度は言われた経験が多いかと思います。
なぜそうしないといけないか。
その理由が分かってるかどうかで意識レベルも変わると思います。
髪は濡れてる状態と乾いてる状態とで傷みやすさが違います。
濡れた状態ではキューティクルが開いており、乾かすとキューティクルが閉じます。
キューティクルというのは、髪表面を覆ってるうろこ状のもので、髪が傷んでる人や髪が細い人ほどキューティクルの枚数が少なく、髪が健康な人や髪が太い人ほど枚数が多くなってます。
このキューティクルが損傷したり、剥がれていくことで髪は傷みます。
髪が濡れてる状態では、このキューティクルが開いており、その状態で寝ることで髪と髪がこすれて摩擦を起こし、お互いのキューティクルを傷つけてしまうわけです。
例えて言うなら、
すれ違うだけで精一杯の狭い道路を、お互いの車が全てのドアを開けっ放しで通った場合どうなりますか?
想像して下さいね。
もちろんお互いの車のドアがぶつかり合って、ドアは傷まみれ、もしくは場合によってはドアが外れてしまいます。
挙句、後部座席に乗せてあった荷物は外に飛び出してしまったりします。
ここでいう
車のドア=キューティクル
後部座席の荷物=髪の内部の成分や栄養素
になるわけです。
うん、なんともわかりやすい例えですね。
うん。
分かりました?w
なのでキューティクルは閉じてあげる必要があるわけなんです。
ではどうすればこのキューティクルが閉じるのか。
そこで活躍してくれるのがドライヤーです。
キューティクルはドライヤーで乾かす時の熱によって閉じていきます。
そしてキューティクルが閉じるからこそ、こすれても引っかからず、内部の成分や栄養素が流出しません。
結果、髪はキレイに保たれます。
あくまでドライヤーの熱によって閉じるので、自然乾燥の場合でもキューティクルが閉じてないので注意。
乾いてるからといって大丈夫なわけではありません。
ですから、濡れたまま寝るのかドライヤーで乾かしてから寝るのかで髪の受けるダメージは変わってくるわけです。
しかも、これを繰り返す1ヶ月ではもちろん結果は歴然としてます。
普段、美容師さんから言われる
「髪の毛乾かして寝て下さいねー」
にはこれだけの内容が詰まってると思って下さい。
基本的には毎日のことなので、濡れたまま寝る生活を続けた時のダメージの積み重なりも大きいですが、それを乾かして寝る生活に変えた時の髪の積み重なりもキレイです。
みんなきちんと乾かしましょうね。
次回は、『アイロンはデザインと傷みの天秤』について解説したいと思います。
ではまた。
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